「特定技能」とは、2020年4月からスタートした、新しい在留資格です。特定技能では12の分野(旧14分野)があり、分野によって従事できる職種が決まっています。例えば、同じ特定技能でも「宿泊業」の在留資格では「外食業」の業務をすることはできません。特定技能の大きな特徴は、単純労働を含む幅広い業務が可能という点です。また、在留期間の上限は通算5年と定められていますが、在留資格の更新制限が外れる(永住権取得に至る)ルートもあります。なお、技能実習から特定技能への移行も可能です。